下手の長文上手の短文 Brevity is the soul of wit.

先日、有名なニュースサイトのhttp://homepage1.nifty.com/maname/さんにこの記事を紹介して頂きました。その節はありがとうございました。
まなめはうすさんの影響力は凄くてPVが何十倍にも…!
改めてまなめさんのサイトを見てみると、「面白い」のは勿論ですが、「簡潔である」ということが強く印象に残ります。
派手な写真があるでもなく、日記と記事URLに数行の紹介コメント。記事セレクトの着眼点もありますが、コメントを読むだけでも抜群に面白い。短いけれど、情報がギュッと詰まってる。


文章が下手な人は長文になる傾向がある、と私は思います。
まぁ私のことなんですけどねw
古今東西でも似たような認識みたいで、ことわざや格言が多数あります。

  • 下手の長談義(下手の長話)
  • 下手の長幕
  • 長口上は欠伸(あくび)の種
  • 下手の長糸上手の小糸

だらだらと冗長なものは皆、嫌いなんでしょうね。

短くシンプルなものが好まれるのは文章だけでなく、漫画とか、プログラムにもあてはまるんじゃないでしょうか。
ストーリー漫画の最小ページ数は16Pだそうです。プロはこのページ数で面白いものが描ける。
でも、漫画描き始めの投稿者とかは16Pには納めきれない。描きたい事が多すぎる&設定が入りきらない等の理由でオーバーしてしまう。短く纏める&シンプルにする、というのは、実は相当の苦労と技術が必要なのだと思うのです。


付け足すことは簡単だが、削るのは難しい。


この間、東芝のHDDレコーダー買ったんですが、あのリモコン、なんであんなにゴチャゴチャなんでしょうか?兼用できそうなボタンあるのに追加、追加でますますわかりにくくなっている。
ハード的には細かい所までできて素晴らしいと思うんですがUI的に使いづらいせいで凄くもったいないと思います。
インターフェイスの点で優れていると思うのはappleとか任天堂です。シンプルで、でもちゃんと練られている。

apple繋がりで、こういう比較をしているのを見かけたので紹介させて頂きます。

■秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ ユーザビリティ
http://labs.cybozu.co.jp/blog/akky/archives/2008/03/simplicity.html

リンク先、具体的にはappleGoogle、一般の会社という比較なんですが
見てすぐ「ああ!」って声だしてしまいました。そうですね、このシンプルさ…なかなか真似できないよ

他にも沢山書きたい事があるけど長文になって読みにくくなるから止めます(笑)
プログラムも短いものがいいんだよな〜

“Brevity is the soul of wit.(簡潔こそ知恵の精髄)”
          シェイクスピアハムレット

※ことわざ《故事・ことわざ・四字熟語》 辞典・「へ」引用させて頂きました。