自宅サーバをたてた覚え書き
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
いやー、最近ちょっとした事ならtwitterに書き込むばかりで、日記を書くのも久しぶりです。
今回も有用な記事にはならないかもしれませんが、この休みの間に自宅サーバを立てたので自分の忘備録程度に書き留めて置きます。
ちなみに本当に覚書なので、この通りやっても情報不足で出来ない可能性大です。詳しくはリンク先などでお確かめ下さい。
サーバにするマシンを用意する
去年買ったEeePCがいらない子状態なので、サーバにしてやろうと目論む。スペック的には十分。図体が小さい分、省エネ設計で最適。
だがひとつ問題が。内蔵SSDが4GBと心もとない。調べてみたら、EeePCではSDカードをHDDのように認識させることが出来るらしい。
さっそく8GBのSDをブッ刺して、サーバの領域にすることにした。簡単に出来た!
xamppをインストール。
macでもお世話になってる、簡単にサーバやphp環境が設定出来るxamppをインストール。
ちなみに、C以外のドライブにインストールしたい場合はzip版をDLし、解凍したものをドライブ直下におけば大丈夫。
パソコンを固定IPにする
このEeePCのIPアドレスを固定化する。
ローカルエリア接続>プロパティ>TCP-IPのプロパティ>で、
IPアドレスとDNSサーバ設定。
ここで重要なのはどうやってそれを決めるの?って事。ルータとの兼ね合いもありますので、詳しくはこちらを見てください
ポートを開く
ここらで「?」と迷う人が多いと思われる。
先程設定したサーバマシンのIPアドレスのポートを開放します。
ルータの設定画面に入って操作します。私はバッファローのルータでしたので、サポートのページを見て設定しました。
ダイナミックDNS、無料のドメインゲット
外からアクセスできるように、ダイナミックDNSというものを使う必要があるのです。
私はドメインも(サブドメイン限定ですが)無料の
Free Dynamic DNS (DDNS) for Home Server and VPS etc | MyDNS.JP
を使わせていただきました。他にもgoogle:無料 dnsでググればいっぱい出てきます。お好きなの使えばいいと思います。
好きなドメインを登録し、自分のipアドレス(固定化したやつじゃない、プロバイダの)を指定。
これで設定したドメインからインターネットが見られる。しかし、まだまだやる事があるぞ!
セキュリティ関連
ポート開放の前にやらなければならないんだが…
xamppのセキュリティ設定。ファイアウォールとウィルスソフト。
これだけやっておけば、なんとか。メールサーバについてはまた後で
DNSサービスをDiCEで管理
DNSサービスでipアドレスを登録しましたが、普通のプロバイダだと時間がたつと変わってしまいます。
固定IPアドレスもあるのですが、すごく高いです。このDiCE無料版はアドレスを監視し、変更されたらDNSサービスの方を書き換えに行くというツールです。
本当に、便利なツールのおかげで安くサーバができてしまいますね!
メールサーバの設定
xamppに付属しているMercuryMailを使いました。…が、自分のプロバイダeo光がOP25Bを採用しており、なかなか送信できないトラブルに見舞われました。
対策方法がわかってもまだ送れない…結局、単純なパスワードの打ち間違いが原因というなんとも情けない結果に。出来たからいいんだ!
今もちゃんと動いています。
urlはまだ何も無いので公開は勘弁…しかし、無料サーバのいいところは好き勝手できるところですね!
何台botを設置しようが、掲示板サービスを作って人に貸そうが、本当に好き勝手できちゃいます。もちろん容量の許す限りですが。それでもレンタルサーバと比べると破格でしょう。他にもレンタルサーバではSQLのデータベースの数は限られていますが、phpMyAdminを使えば容量の許す限り無限大です!自分のはWindowsXPでサーバにしたんでUNIXベースのcronは使えませんが、代替の機能ならいくらでもあるのでこれまた使い放題です。やったね!
常時接続で、あまり使わないパソコンがある人は自宅サーバを検討してみてもいいんじゃないでしょうか。
次は自宅サーバじゃなくてもレンタルサーバ借りなくても、cronもどきでbotが動かせるぜー!って記事を書きたいと思います。