悪いアイデア
大いなる力を持つものは、大いなる責任を伴う。ってスパイダーマンの劇中にあったと思うのですが
プログラマの持つ力っていうのも、まさに「大いなる力」で責任を伴うものと思うのです。
プログラマの中に、優秀なプログラムを作って世の中を楽しく/楽にしたりする人がいる一方で、システムを破壊するクラッカーとかウイルス制作者とかも存在するわけで
あのGoogleに、社是みたいなものがあるらしいんですが、それが
「邪悪になるな」
だそうです。Googleみたいな企業が本気で悪い事しようと思ったら…世界征服できそうで怖いです。
そういえば、任天堂。
タダで有料ソフトを手に入れるのって、パソコンでやる『悪い事』の代表格ですね。
ただ、プログラムで出来る行為って、善とか悪は白と黒のようにはっきり分けられないのだろうとも最近思います。
Appleのジョブズとウォズニアックも大学のとき、ほぼ違法の長距離電話を作ってゴニョゴニョ…
って話もありますね(ウォズのWiki参照スティーブ・ウォズニアック - Wikipedia)
Winnyは邪悪なプログラムだろうか?悪用されている率はすごく高いと思われるが、それ自体の善悪とは別に考えるべきなのか…
そのWinnyのキンタマウイルスは凄くやっかいで邪悪だけど感染者の情報をネットワークを介して暴露するというアイデア自体は凄い。パソコン破壊するウイルスなんか目じゃない恐ろしさ。
昔はウイルス制作者の事が全く理解できなかったんですが、プログラムを勉強すると「あ、こんなイタズラできるな」って悪いアイデア*1が閃く時があるのです。
これって「力」を手に入れられた証拠なのか…いや、絶対実行しませんけど。
ダークサイドに落ちないようにしたい。良いプログラマを目指したい。
*1:犯罪予告自動プログラムとか