ハッカーと画家

この間、本を買いました。ギーク周辺ではよく話題になる「ハッカーと画家」です。

特に難解な用語が出てくるわけでなく、むしろ親しみやすい感じで物語として面白く読めた!そんな感じです。
ところで、私ごとで恐縮ですが、私は現在システムエンジニアの肩書きで正社員として働いています。30過ぎてプログラム勉強しはじめて、今こうして社会と関われるのは嬉しいです。

最初はブログでプログラムを披露してたのですが、職業としてやる自信がいまいち持てませんでした。そんな中で本気で「これは行ける。人生賭けてみよう」と思ったきっかけがネットで二人のハッカーギーク)に誉められた(?)からなんですよね。
はまちちゃんphaさんなんですけど。
邪気眼botはまちちゃんに「面白い」って反応もらって、phaさんにはbot関連でブログ引用とかしてもらったり…
お二人にはもう、すっかり忘れられてるかも知れないけど私にとってはすごく励みになりました。
話がそれましたけど、この二方って「ハッカーと画家」に書かれているハッカーと本当に似通っているんですね。
あと元2ch管理人のひろゆきも稀代のハッカーだと思う。あの天邪鬼ぶりは(笑

さっきから全然本の内容に触れてないごめん、表題のとおり「有名な画家の絵」がカバーになっている。
ブリューゲルの「バベルの塔」だ。

http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/040904.htm

このチョイスも意図を感じる。本文でも古今東西の名画を枕に色々述べられているけれど、表紙の絵が「神をも恐れぬ人間の技術力や向上心」(結局は神に壊されちゃうんだけど)の象徴というのは、深いと思うのです。
プログラマーの美徳は「傲慢」であるとよく言われますが確かに、そういうフシはありますね

この本には他にも貴重なティーンエイジを暗黒(非モテ)のまま過ごすとか、正しいけれど社会的に言っちゃいけないことを言っちゃうとか、天邪鬼でどうしようもないとか、この本に書かれているハッカーは一見とてもひどいけど、それを補ってあまりある素晴らしさがある。少なくとも私はそう思った。
普通のやつらの上を行きたい!

プログラムに興味のある人、ギークハッカーと言う単語に憧れを抱く方は是非読んで欲しいと思います。私の頭ではこの良さを表現出来ない。できれば記事中のアフィリから…ゲフンゲフン

Lisp?全然わかんね